23)kongdra<バンダイ 1/144 ゲルググキャノン>

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機動戦士ガンダムMSVシリーズ・1/144スケール「ゲルググキャノン」。
'80年代ロボットものプラモデルの中心的存在であると同時に、
ガンダムブランドゆえに進化の道を独走している「ガンプラ」の1983年発売シリーズの代表的アイテムです。

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2007年にHGUC版が登場したため、 今日では既に「旧キット」と呼ばれており、
そのボディが81年に初登場した1/144ゲルググの改良というコンセプトで開発されたのが今や懐かしく思われます。

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ゲルググキャノンは、元となったゲルググ+ビームキャノンの組み合わせが、
アニメキャラクターとしてのロボットらしさと実用的な機械らしさの共存した不思議な存在感を
醸し出しているように見えます。

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'80年代ロボットプラモの傑作キットということもあって、一度は形にしてみたいと考えていた所、
今回の酒餅2ndではガンプラもOKということなので、この機会に製作してみることにしました。
今回はMSV版のキットが入手できなかったので、ガンダムZZシリーズ・「リゲルグ」のキットで製作しました。
リゲルグはゲルググキャノンをベー スにしていて、ゲルググキャノンも選択できる内容になっています。
おかげで手首や腰部バーニヤなどいくつかのパーツを使える恩恵(?)を受けることができ、
さりげなくディテールアップできたかも(笑)。

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製作は基本としてキットの説明書どおりですが、塗装のしやすさを考慮して、
頭部と肩当ては後ハメできるように加工し、足を開いたときの安定性を高めるため、
足裏の外側にプラ板を貼って接地面を増やしています。


塗装はゲルググキャノンのカラーバリエーションで一番印象の強かったエース部隊仕様の
スプリンター迷彩を選択。もちろん筆塗りです。まずは水性塗料では定着性が高いといわれる、
米国テスター製モデルマスターを各色混色したダークグレイを下地に、タミヤアクリルのダークイエローと
OD色(陸 上自衛隊)で本体の迷彩色を塗り分けます。

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バックパックと武器類はファレホのダークグレイを使用。
肩当ての特徴的なスプリンターパターンは、直線 ですが全てフリーハンドです。
集中力と決断力が要求されるかも?と思われる作業です(笑)。

全体塗装後できるだけ時間を置いて乾燥させた後、マーキングに入ります。
MSV版にはエース部隊用マークが付属しているようですが、今回MSV版 でないため、
飛行機や戦車などスケールモデルのデカールの中から似たような感じのものをいろいろ選んで貼っていきます。

ウェザリングはデルタセラムコートのグレイやブラウン系の色でウォッシングし、
同塗料で表面の剥がれ(チッピング)を描き込んだ後、タミヤウェザリングマスターの
AセットとEセットの組み合わせで仕上げて完成とさせていただきました。

スプリンター迷彩は直線なので、手塗りではなかなか手出しにくいかなと思っていましたが、
前回の酒餅で自信が付いたせいか、酒神のお導きなら…と いうことで、
今回はスプリンター迷彩に挑戦させていただきました。調子に乗って更にチッピングまで
手を出してしまったためか、予定より大幅に遅れ てしまうことになりましたが、
その分高めに自己採点できるような結果は出せたかと思います。

ドリンク類は、昨年同様、大阪市内の酒屋で100円以下で販売されていた缶チューハイが主でしたが、
安価でいろいろな種類を味わう事ができました。
楽しい夜のお伴として、毎晩の製作に必用なモチベーションを保ち、心地よい作業ができたので、
コストパフォーマンスは上々でしょう。

今回のモデリングは、酒の神様によるお導きなのか、新たな挑戦意欲と共に、
'80年代ロボットプラモへの一層の愛情も感じることができたと思います。

素晴らしいイベントを企画してくださった主催者一同に感謝の意を表します。

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非公開コメント

旧キットゲルググは

誰もが首を傾げた困りモノでしたから、このキャノンがそのリニューアル的位置づけでしたよね。
MSVのボディ流用でノーマルを作り直すってことも普通に始められた頃でした。
最近は再販も多いですから、あの頃を懐かしんで作り直すってのも乙ですよね。

安いしw

No title

やはりこのキットはゲルググのベストキット!カッコいい☆

塗装もシブい!決まってます!!!(^^*

完成おめでとうございます&お疲れ様でした♪

No title

HGUCのキットを制作した事がありますが
それと比べても遜色ありませんねw
カラーリングも激シブでイイです!!

正統派、ストロングスタイルだー。

すごく格好良いキットを、すごくうまい人がすごくきっちり作った
というお手本のような作品だと思いました。

地味目だけど説得力のあるカラーリングに、フリーハンドの迷彩。
80年代キッズならやりたくなっちゃうオーバースケールのチッピングに
ならない、大人な感じのエイジング処理。

やっぱり、ちゃんと作るガンプラは格好いいのだなあという事を
再確認できました。眼福でございます。

No title

私の迷彩は曲線でしたが,
筆塗りだと非常に大変でした。
それを直線のスプリンター迷彩で行ったことに
まずは大きな拍手を送りたいと思います。

リゲルグ?

名前は知っていてもキットに付いては何も知りませんでした。
リゲルグからゲルググ?ビックリしました。
あの頃雑誌で見たMSVの作例の用な完成品で懐かしく拝見させていただきました。
製作お疲れさまです。

名前間違えてました。

No title

皆さんご感想ありがとうございます。レギュレーションは意識しつつ、できるだけ元キットの外観のままで作ってみましたが、好評をいただけて良かったです。

>Toshikiさん
確かに、144のゲルググ旧キットは当時似てないだのと言われていましたので、ゲルググキャノンは新バージョンへの予感を感じさせる存在だったのかも。
今や進化が進んだキャラクターものですが、旧いキットを昔のやり方で改造して、進化途上の過程を追体験するのも、懐かしさと共に新たな発見がありそうです。

>ざく太郎さん
キャノン後もゲルググ系の新作は多数発売されていますが、『めぐりあい宇宙』のイメージに最も近い体格に見えるからか、キャノンのボディは傑作キットと思います。後にジョニー・ライデン機でノーマルゲルググのリニューアルが実現しましたしね。

>ちょりさん
長いことHGUC版が出なかったのも、このキットの影響が大きかったのかも。今回の製作でこのこと再認識できたのも大きな収穫に思えます。

>とめぞうさん
「すごくうまい人がすごくきっちり作ったというお手本」とは、あまりにもかたじけないお言葉まことにありがとうございました。お酒の効果か、懐かしいけど模型少年的な感覚ではない、大人の味が出たのでしょう。だから酒餅w。
一度は正統派のスタイルでひとつ作ってみるのもいい体験ですね。

>ノラさん
直線は今回初挑戦でしたが、お褒めいただけて何よりです。思うようなイメージにならなくて、何度も塗り直しただけの甲斐はあったと思います。
筆での迷彩色塗りは、絵画的な所があるので気を使う感じがしますね。

>Kamisaさん
リゲルグは、ゲルググのパーツ追加によるアップグレード機という設定なので、キットはゲルググキャノンのパーツを流用して開発したのだと思います。なので、今回の製作はダウングレードというのかな?w。同時にキャノンの胴体がゲルググのベストプロポーションだということも改めて認識させられます。

No title

カッコイイですね~!
しかもスプリンター迷彩を筆塗りとは (((゜д゜;)))
全体のラインも良いしボクも積んでるんで参考にして
作ってみます^^
お疲れさまでした!

No title

おおお、カッコいいですね~。
重厚感と嘘くさくないチッピングと程良く配置されたマーキングが絶妙です。
私も作ってみたくなりました。

まさに旧キット

筆塗りの感じがすごく良く出てますね~

汚しも似合う、ゲルググキャノン。
MSVっていいですよね!

完成お疲れ様でした!

No title

やっぱりMSVのゲルググキャノンは良いですね。
塗装の感じがピッタリです。

うう~~ん♪

渋い作品だナァ・・・このあたりのキットは非常に評判が良かった気がします。完成度も高くて。
しかしこうしてみると、ヤッパリ塗装が面白いと完成度がさらに違いますね!非常にカッコイイ!お見事です♪

王道ですね

もうMSVの定番、ぐっと来ます!
なんかちょっとちがう?と思ったら「リゲルグ」のキットだったんですね。
塗装も汚しも完璧です。
良いものを見せていただました!

No title

kongdra様、始めまして!

リゲルグから、ゲルググキャノンが選択できるのは知りませんでした。
リゲルグといえば…肩の大きなゲルググ。~というイメージでしたから完全に盲点でしたw

フリーハンドで挑戦されたスプリンター迷彩も雰囲気良く仕上げられていて、私も挑戦したくなりました。(迷彩塗装と聞くだけで、ハードル高くて^^;)
迷彩ですから、フリーハンドような直線であって、直線じゃない物の方がリアルに仕上がるのかも知れませんね。(勉強になりました!)

製作お疲れ様でした^^

No title

 MSの塗り分けを残しつつの迷彩も全体配色とマッチしたデカールもかっこいいですね~。
 ゲルググははやっぱり長刀何ですね!

No title

迷彩と汚し塗装の按配が素晴らしいです。
うーん、カッコいい!
ゲルググのキット自体のプロポーションもかなり良いですねえ。
作りたくなってきました。
製作おつかれさまでした!


No title

ご感想ありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでしたが、こうして多数のコメントをいただけると、参加した甲斐があったなと思います。

>JOSE26さん
自分としては、やっぱりゲルググキャノンはスプリンター迷彩でしょ、というイメージでしたので、こうしてお褒めいただけるとお酒片手に頑張っただけのことはあったかなと感じます。

>ボブさん
今回始めてチッピングを取り入れてみましたが、80年代のガンプラならハゲチョロと言った方が似合いそうかな(笑)。
1/144のMSなので大げさになったかなと少し心配していましたが良い印象だったようでひと安心です。

>HIDE00さん
MSVは80年代に出た一年戦争もの旧キットの、ひとつの到達点といえる製品というのを改めて気付かされます。ダークイエローやグリーンの色調に気を遣うと同時に、顔の辺りなど設定とは一部違う配色にして自分の納得できるイメージにしてみたのが良かったのだと思います。

>akicyanさん
ゲルググキャノンは、1/144ゲルググのリメイク的要素を持っていただけに、初期MSVの傑作というのは確かだと思います。手を加えずにカッコいいゲルググの外見が再現できるからこそカラーリングに腕のふるいがいがあるのでしょう。

>エムロボさん
お褒めのお言葉をいただけてまことに恐縮です。
リゲルグは可動手首と腰の5連バーニヤ、ここでは画像はありませんがビームライフル(迷いましたが画像は涙を飲んで外しました)が付属しているので、ノーマルのゲルググキャノンとは少し印象が違ったものにできて、ある意味こちらの方がお徳感はあります。成形色もマルーンとネービーブルーなので、多少の重量感はありそうですし(全塗装する場合は気持ちの感覚でしょうけど…)。

>Orichaさん
いろいろと参考にしていただけたようで、作者としてはとても嬉しい限りです。
ZZシリーズのリゲルグが、ゲルググキャノンをベースにしていることは意外と気付かないのかな?。でもこのような方法でZZシリーズのラインナップを増やせたのも、ゲルググキャノンが好キットだからということなのでしょう。
スプリンターなどの直線を用いる迷彩塗装は、直線であって、直線じゃない方がリアルというのは、なるほどかなと思います。筆で描くという点で、イラストを描くのに近い感覚もあるのかもしれませんね。

>ケタギーノさん
デカールはMSVの設定に似たようなものだけど、ちょっと違った印象に見えるようにして、オリジナル性を出してみましたが、ほど良い感じでカッコ良さが出せたかと思います。これも酒餅効果かな(笑)。
ビームナギナタはゲルググのトレードマーク、というのが昔から私が持つMS-14のイメージなので、その点をアピールしてみました。今回はリゲルグの可動手首を使っているので、比較的自然な感じで持たせられたのも高ポイントかもしれません。

No title

>ろでむさん
お褒め頂いて本当にありがとうございました。
ゲルググキャノンの基本設計が、'80年代前期にイメージされた当時の"ゲルググ観"に非常に合致した設計だった。その点が、カッコよさを魅せていたからガンプラMSVとしての魅力が光っていたのでは、今になって思い起こされるのかもしれません。
塗装技法も、製作時はちょっと不安に思ったときがあったので、今回お褒めいただけて「これでいいのだ」と言える自信がついた自覚ができたかな、と感じられる機会に出会えて有意義に思えました。
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