15)てんぐどー<アリイ 1/100 バトロイド・バルキリー>

15)てんぐどー<アリイ 1/100 バトロイド・バルキリー>

この製作記事を書いている時点で締め切りはとうに過ぎ、
あと3時間ほどで公開前受付が終了しそうな状況ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、
てんぐどーです。

暑いです。
たぶんほとんどの方の記事でもそう書かれていることでしょうが
日本全国それもこの記事を書いている9月6日の時点でいまだに猛暑・熱帯夜です。
ビールはすぐに汗に変わって酔うどころではありまおんせん。

てゆーか暑くてなんもやりたくねー。寝るのも嫌ー。
でも締め切りどころか公開日すら迫ってます。
だらだらがんばりましょう。

ariisyokival01.jpg

まずはキットの説明ですが、その前に当企画の根幹である主燃料の話からですね。
Asahiの本生(発泡酒)であるはずでしたが、そこはお盆明け。
エビスにドライ、もどきじゃない一応モノホンのビールが使えました。
お中元っていいね!ありがとう!

そんな高級燃料を使用したにもかかわらず、燃費の急低下。
エコカー大臣も大激怒しそうなスローペースで「素組」。
無改造。ディテールUPも後ハメもなし。それどころかパーツの合いの悪さも無視。
合わせ目でディテールがずれていても無問題。実にグダグダモデリング。
ではなぜそんな体たらくだったのか考えてみましょう。

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マクロスシリーズのプラモデル展開は今井と有井の2社による
共同展開で同一アイテムは価格帯・スケールを変えるという取り決めでスタート。
完全に価格帯・スケールで住み分けされていれば良かったのに
A商品の1/100は有井、1/72は今井、B商品の1/100は今井、1/72は有井だったりして泣かせる。
しかも有井製品はポリキャップ採用だが大味、今井製品は比較的精度が高いもののポリキャップ不採用。
そんな世間の評価だったように思う。

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とりわけこの1/100バトロイド・バルキリーはザ・アニメージの流れを汲む
大運河彫りのモールドと不均一なプラの厚みにパーツの合いの悪さで大ブーイング。
S型以降のバリエーション展開にあわせ、LSによる新規金型と交代させられてしまったとさ。

tngdval03.jpg

でもこの初期金型版、決して悪いことばかりじゃない。
LS金型版では上腕部ロールが省略されているし、全体のディテールも減らされた。
上腕ロールの省略は結果として塗装を面倒にさせる(はさみこみの数は同じだが
肩と上腕で分けられる分ずっと楽)。ただディテールの多さもずれや合いの悪さのため
面憎い存在になってしまうのだが。

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LS金型版はせっかく全体がきれいになっていても頭部ヘッドがなぜかほとんど
変わっていなかったりするので全体のバランスは決してよくなっていない。
むしろこの押しの強さがある分初期金型版のほうがまとまりよく感じる気がしないでもないでもない。
絶版だから貴重、くらいにしか思えない人要反省です。

tngdval01.jpg

まあそんな思いもあって素組です。あとあんまりにも暑いんで
せめて9月になるのを待って涼しい夜に作業しようと思っていたのだが
まったく涼しくならないので観念して急いで片付けた、みたいなー。

完全素組にしてもディテールのずれとか段差は直すべきだ。
直すべきなんだがいかんせんあちこちに押しの強いモールドが魅力的に存在している。
これをつぶしてまできれいに作っては初期金型版を使った意味がない。
表面処理や合わせ目処理はなるべく省略。俺って潔い!つーか暑くてやる気が。

塗装もおおむね組んだところでグランプリホワイトをスプレー。
足首とひざ関節の白じゃない部分を塗ってすねではさみこみ。
最低限のマスキングをしてすねもスプレー。
塗装で面倒なのはここくらい。肩・ひじもはさみこみだけれど白なのであまり気にしなくていい。
82年頃でこれだけはさみこみが少ないのはすごいことだ。

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大運河モールドに墨をいれたところで問題発生。

「デカールがぼろぼろでまったく使えない」
30年近く前のキットだもんなー。
当然だよなー。完全未開封で保存されたわけじゃないしなー。
どうしよっか。もうコンペばっくれようか。

でもせっかく暑い中ここまで作ったんで在庫を漁って
似たようなキットからデカールを拝借することにしました。
なんだかいっぱいデカールがあってお得っぽかったですが、大きいものは貼るのが大変でした。

小さいものはいっぱいあるけれど、鼻息で飛んで行きそうだったので無視しました。
アルコール入っていたら持てないでしょ、あんなの。

てなわけで完成です。
なにかとね、「上手くつくらなくちゃいけない」「改造しなきゃいけない」
「エアブラシをつかわなきゃいけない」モデラーは無駄に決まりを作りすぎる。
ゆるゆるモデリング最高!見る人はがっかりするかもしれませんけどね。

長々とへたれモデルと駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました!
あとはほかの作品でもお楽しみください!

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飛び入り参加感謝ですm(__)m

しかしいつものことながら…

テキストが長い!長いよ!!wwww

むむぅ

デカールは確かに・・・もう色変わってましたし、隅っこは蓼虫か?食われてました。数枚だけ生き残ってましたので使ってみたんですがアレでしたOTZ

個人的には、今回のコンペのようなゆるさをスルーできなきゃ、ホントニ趣味として長く続けられないんじゃないかと思ったりします^^仕事じゃないんですしね♪
楽しんで作ること一番、キットへの愛が溢れた完成、本当にお疲れ様でゴザイマス!

懐かしいっす!

このキットは沢山組んだ気がします。
アーマードバルキリーも作りました。
挟み込んではヤスリがけ。
いやぁ、お疲れ様でした。
イマのデカールがいい味出してますね!

右スネの

モデグラのデカールが、なぜか遠目に「日本盛」に見えてしまったのは何故だろう?
もったりした大味なディティールも良い味になっております。

これも

後期改修金型版の奴を多少弄って組みました(最近)

こうやってみるとそんなに酷い体型ぢゃないんですよね。

まあ、初期型なので脚のインテークの造形(左右非対称)とか運河彫りのモールドとか色々ありますが、、、、

そういう点からも?こういう処置も正解かと。
デカールが妙に今風なのが、また粋かと

懐かしいな。

当時作った記憶が戻ってきました。
ほんと楽しく作れないとつまらないですよね。
文章も楽しく読ませていただきありがとうございました。
完成おめでとうございます。

当時から断念してたキット

運河彫り、パーツの合い、インテークの左右不対称など
当時のがっかり思い出が蘇りました。
でも、完成させてしまうパワーと根性。
『改造しちゃアカン』の精神が一番出ている作品ではないかと
思ってしまいました。

俺もデカールがorz

見事に全滅でした(ノ_・。)
もうデカールを速攻で諦めました。
金型にも色々あるんですね~。

萌え系のデカールをチョイスしたとこもポイント高いですねw

お疲れ様でした~♪

発売当時、小学校高学年でした!

このキット、私は小学生の時に作りました!
子供だった当時は普通にカッコイイと思っていましたが、あんまり評判が良くなかったのですね(哀)
今回、てんぐどー様の作品を拝見しても、このモールドや立ち姿、普通にカッコイイと思います♪
自由に模型制作を楽しんでいる感満載で、観れば観るほど、味わい深い、素敵な作品だと思います!

No title

初めましてです~
こちらもまさに今回のコンペの趣旨をご理解いただいてますね!
「オレが悪いんじゃない、キットが悪いんだ」

趣味なんて、そんな感じでイイと思います(笑

幻の旧版とは

てんぐどーさんのブログで見たときもしや、と思っていましたがやはり酒餅だったんですね。アリイの旧版にハセガワ新キットの限定デカールという、ある意味勇気の要る組み合わせが、ほろ酔いのグルーヴ感を放っていて、時代を超えてコラボしたビジュアルの摩訶不思議さを楽しめました。酷評されてきた、アリイ1/100旧版の良い所を見つけようとする姿勢にも、80年代キットに対する想いを感じました。

贅沢!

アリイの古いキットでここまで楽しめてしまうというのはなんと贅沢なことでしょう、なんて贅沢な趣味なんでしょう、模型って。

しかしこのキット、確かにアリイらしさ全開のもっさり感はいかんともしがたいですが、意外にアニメ劇中イメージの再現度は何気に高いんじゃ…
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